よもやま話

外出自粛を訴えるアイデア:新型コロナウイルス

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助けられなかった命を報道する

「本日午後1時ごろ、○県○○市の国道〇号線で乗用車とオートバイの接触事故があり、オートバイに乗っていた23歳の男性が病院に搬送されましたが、人工呼吸器に空きがなく亡くなりました。」
「今日、午後3時ごろ〇県○○市の〇川で川遊びをしていた小学生が溺れ、救急搬送されましたが使用できる人工呼吸器が無く死亡しました。」
「・・・のため救急搬送されましたが、受け入れられる医療機関が無く4時間後に死亡しました。」
「・・・人工呼吸器はありましたが、操作できる医師がいないために亡くなりました。」

そう、マスコミは新型コロナウイルスによる死亡者数を報道するのではなく、新型コロナウイルス蔓延による医療崩壊(寸前)の関連死を報道するのです。
つまり、平常時であれば助けられた命が助からなかったことを報道するのです。

そして、外出自粛を要請する。
「外出を自粛することで新型コロナウイルスの感染はもちろん、交通事故、ケガ、など色々なリスクを減らすことになります。
その結果、医療崩壊を防ぐことができ、大切な人を守ることに繋がります。」
と訴えるのです。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が出されて外出自粛が要請されています。
しかし、新型コロナどこ吹く風で外出している人もまだまだいるようです。
恐らく外出を控えない人の心理はこんな感じじゃないでしょうか。

「手洗い、マスクもしっかりしてるから感染しないだろう」
「コロナに罹っても若いから重篤化しないだろう」
「まだ、日本での死者は100人程度。日本は医療が優秀だから重篤化しても助かるだろう」

つまり他人事。
これを自分事という意識に変えないと、行動は変えられないと思います。

ちょっと思いついたので書いてみました。

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