やきとり 飲食店

やきとり仲屋(千歳烏山)のトリセツ【常連が教えるやきとり仲屋の楽しみ方】

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やきとり仲屋とは

京王線千歳烏山駅の北口すぐにある炭火やきとりの店。
「やきとり」とうたっているがメインは焼きとん、つまり豚がメイン。
二十数年前に今のマスターがオープン。
マスターはなんとフレンチ料理出身だそうだ。
2007年に放送されたアド街ック天国千歳烏山編では28位にランクインした地元民に愛されるやきとり屋。
当時の名物だったレバ刺しやレバテキはさすがにもう出していない。
カウンター、テーブル合わせ40席に足りないくらい。
一人か二人なら是非カウンターに座りたい。
満席の場合は入口近くの立ち呑み席で一杯飲みながら待つのもいい。
やきとり屋には珍しくカウンターの道路側3席は禁煙席なので、タバコの煙が嫌な人は空いていたらそこを選ぶといい。
食べログには全席喫煙可能となっているが実は間違いだ)
ワタシは空いていれば禁煙席を選ぶ。
ヒトのタバコの副流煙で気分と健康を害されたくないから。
最近では一人呑みの粋な若い女性もちらほら。

そんなやきとり仲屋に通い始めて10年は経つだろうか。
多いときは週4日も通ったワタシがやきとり仲屋の楽しみかたを解説しますよ。

ビールならジョッキ、グラス、瓶の三種類から。
ファーストドリンクの出てくる早さに注目だ。
ここのチューハイやレモンサワーは焼酎と割りものが別々に出てくる。
自分で濃さを調節しながら呑めるのがイイ。
中(焼酎)は金宮だ。

焼酎と炭酸瓶

ぜひもの

アルコール類でぜひ頼んでみてほしいものとして「シャリ金」がある。
金宮焼酎をシャーベット状にした中(焼酎のことを中という)を割りもの(レモン・ホッピー・バイス)で割って飲むスタイル。
レモンなら「シャリキン・レモン」と頼めばいい。
吞兵衛のかき氷と言いたいところだが、意外にさっぱり飲める。

シャリキン バイスサワー


こちらはシャリキンバイスサワー、しそ風味の割りもの。
割りものを注ぐとグラデーションがきれいだ。

一品

飲み物を頼んだら、次はつまみだ。
と、言っても焼き物は時間がかかるので、それまでにつまむものを頼んでおくといい。
この店はお通しがない。
昔はお通しがあって、春雨サラダとかマカロニサラダとか、いくつかパターンがあって、店に行くたびに楽しみにしていたのだが、一部の「お通し、いらねーよ!」客のせいか止めてしまったのだ。
ここではベーシックに「キャベツ」か「下町マカロニサラダ」を頼もう。
どちらも量は多くないので、焼き物が来るまでつまむのにちょうどいい。

一品ぜひもの

そして、ここでぜひ頼んでほしいのが「牛モツ煮込み」だ。
大根やこんにゃくなど余計なものは入っていない味噌味のこの煮込みは絶品。
ぜひ食べてほしい。
何を隠そう十数年前、この店に通い始めた理由はこの煮込みが食べたかったからに違いないからだ。

やきとり仲屋の牛モツ煮込み


ほかにはモツの刺身系。
シロやコブクロ、豚耳などがある。
こちらは好き嫌いが分かれるので、お好きな方はどうぞ。

焼き物

さてここでやっと焼き物だ。
シロ、ハツ、タン、正肉など豚も鶏もいろいろあるが、ここは豚系を中心に行きたい。
焼き物は1本で頼めるので、いろいろな種類を食べられるのでうれしい。
レバ好きならレバー串焼きかレバーにアミ脂を巻いた、アミレバーを頼むといい。

焼き物のぜひもの

焼き物の中で食べてほしいのがPなんこつつくね串、通称「Pなん」だ。
細かい軟骨が入った棒状のつくねにアミ脂を巻いてあり、肉の味が存分に楽しめる。

やきとり仲屋のPなんこつつくね串


写真の赤いものは「辛みそ」。やきとりに好みで付けて食べる。
辛みそのお変りも可能。

シメ

やきとり仲屋のシメと言えば、焼きおにぎりだ。
焼き台が空いているときには炭火で焼いてくれるのだが、やっぱり炭火焼のヤキオニはうまい。
ヤキオニの中にはおかかが忍んでいる。
腹減りピーポーには磯辺焼きもあるのでぜひ。
混んでいることも多いのだが、ぜひとも気軽に出かけてほしい。
チェーン店にはないやきとりや雰囲気が楽しめるだろう。
予約は可能だが金、土曜日は予約不可。
土日は16時から開いているので、早くから飲みたい人にはうれしい。
詳しい営業情報は食べログを参照ください。

ムカシバナシ

10年ほど前から通っているが、当時からはいろんなことが変わった。
昔はキープボトルがあり、安く飲めたので店に行くとカウンターには常連客が顔をそろえていた。
ワタシが知る限り、やきとりは80円~でとにかく安く飲めた。
なのでいつも店は一杯で、店に入ることができればラッキーだった。
今は一部の時間帯を除けば、大体入れるしたとえ満席でも少しの間、立ち呑みで待っていれば大体はすぐに席が空く。

メニューもずいぶん変わった。
確か珍しいタン刺しも出していたし、人気のレバテキ(レバーステーキ)はもう幻のメニューとなってしまった。
なくなったメニューで印象に残っているのは、とろろに鮭のほぐし身を混ぜてフライパンで焼くメニューがあった。
なんともやさしい味で好きだったのだが、注文もすくなかったのだろう、いつの間かメニューから消えていた。
女性向けにスイーツを出した時期も。確か「黒ゴマきな粉アイス」みたいなのもの。これも消えた。
また、何を血迷ったかバーニャカウダを出していたことがあった。
さすがに頼む人は少なく一瞬で終わったが。笑

またアルバイトの学生たちとちょっと話すのも楽しい。
何も出来なかったアルバイトが次第にてきぱきと仕事をこなして成長していく姿が微笑ましくもあった。

有名人の来店も何度か見た。
カウンターで呑んでいると聞き覚えのある声が聞こえてきたので振り向くと、昔ツッパリ系だった俳優が仲間と呑んでいたり、どっかで見た顔だなと思ったら金メダリストの柔道家だったり。

ワタシより長い客も多くいて、
ちょっと一杯引っ掛けられる
変わらないようで少しずつ変わっていく。
そんな店だ。

最後にワタシが行くと頼む串4本を。
Pトロ、Pなんこつつくね、Pマン肉詰の3Pとあぶら。
Pトロだけ塩で食べます。

ちなみにやきとり仲屋のfacebookページはワタシが無料で作りました。
運用はしていませんが。

では。

※情報はワタシの記憶によるものです。間違った情報などあれば指摘ください。

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