以前、デザインに惹かれてエレクトロラックスのエルゴラピードを使っていたが、吸い込みが悪いし稼働時間も短いので、評判のいいマキタの充電式クリーナーを購入。
これ。
CL102DW
エルゴラピードは紙パック不要だったが、ごみ捨て時にほこりが舞ったり、洗わないときれいならなかったりと苦労したので、今度は簡単な紙パック方式に。
安いし。
使い勝手は満足したのだが、居間の壁に立てかけて充電器をコンセントに挿しっぱなしでは見栄えが悪い。
かっこいいスタンドを探したのだがいいのが無い。
こんなのとか。
マキタ充電式クリーナー専用スタンド |
そもそも、本体が見えていてはどうもすっきりしないので、マキタのクリーナー専用のお家を作ることを決意した。
家具調で充電器や紙パックも一緒に収納できるもの。
家具のようなものを作るのは初めてだが、いろいろ調べながら設計して作ったのがこれ。
上扉を開けると充電器と紙パックを収納でき、前扉を開けるとマキタのクリーナーが収納されています。
Contents
特長
- マキタのクリーナーをすっきり収納。
- 外見からは何が入ってるかわからない。
- 充電器が上にあるためバッテリーが取り出しやすい。
- コンセントが隠れてすっきり。←これ高ポイント!
- 紙パックなどの付属品が一緒に収納できる。
反省点・改良点
扉の閉まり具合
メイン扉の開閉にはマグネット式ラッチを使用したが、閉じた状態でも若干の隙間ができ見栄えが悪い。
これは作ってからわかったことですが、マグネット式ラッチはインセット扉用(インセット扉とは箱の内側に納まる扉。アウトセット扉は箱の外にかぶせる扉)なので見栄えが悪くなってしまうのです。
インセット扉とアウトセット扉の違い
扉の知識がなかったために設計時にアウトセット扉で設計してしまったのが原因。
結果的にはメインの扉を上部扉、両方ともインセットにしたほうが良かった。
加工精度
底板と側板のMDFにひびが入った。
これは木ダボ穴が垂直に開けられてなかったために起きたものと思われる。
MDFはその特性上無理な力がかかるとひび割れやすい。
今後は垂直に穴を開けられるようなツールを使うことを考慮する。
こんなの。
幅木対策
側板の下に逃がす部分をつけることで、幅木(壁の下にあるヤツ)があっても壁にぴったり設置できて他の家電のケーブルを無理なく通すことができる。
サイズ
大きさに余裕を持って作ったため若干大きくなってしまった。
中の見栄え
背板に化粧しなかったので、扉を開けると背板の素材がそのまま見えてしまう。
主な材料
・側板・背板 ラワンランバーコア 約6,400円
・底板・棚板 MDF
・扉 乳白色アクリル 約6,800円
・木目調カッティングシート 約3,000円
・木ダボ(6mm)
・丁番他 約2,000円
作って見て
やはり、作ってみないとわからないことって多い。
設計しているときは完璧だと思ってるけど、いざ作ってみたら想定と違ったことが多々あった。
組み立ててから穴を開けたりもしたし。
材料費も意外に掛かってしまった。今回のために若干工具等も購入しているので全体で20,000円位か。
あとは、扉の内側に布団用クリーナーヘッドを収納する仕組みを追加しようと思う。