よもやま話

ウェブサイトのことをホームページと呼ばないで!

投稿日:

ホームページと呼ばないでインターネット黎明期から日本ではウェブサイトのことをホームページと呼んでおりました。

本来、ホームページとはウェブサイトのメインページのことやブラウザを起動したときに表示されるウェブサイトのことを指しており、ウェブサイトのことをホームページと呼ぶのは誤用だとわかっています。

インターネット関連の仕事をしている人たちやネットに関心のある人たちはウェブサイトという言葉が通じて問題ないのですが、一般の人たち、特に年配の方には通じません。
立派な会社の社長でもです。

ですからウェブのことを説明する際には「ウェブサイト」と言ってから、理解していなさそうな場合には「ホームページのことです」と付け加えたりします。

「ウェブデザイナー」という職業名は一般化しつつありますが、どんな仕事かわかってもらえない場合には「ホームページをデザインしてます」なんて寝ぼけた説明をしなければなりません。
微妙につらいというか、歯がゆいというか。(わたしはウェブデザイナーではありませんが)

少しでもウェブやインターネットに関わり仕事にしている人たち(私も含めて)は、「ホームページ」が誤用だと理解してもらい、一般の人でも「ウェブサイト」で通じるように努力しなければいけないと思っています。
しかし、ひとりひとりがやっても広がりが遅くて何年もかかるでしょう。

そこで提案があります。
業界団体が(日本WEB協会が適当か)主導しテレビ局、新聞社などのマスコミに啓蒙活動を行って、ウェブサイトを示す場合に「ホームページ」という表現を今後は使わないように促すのです。
うまく行けば1年・2年のスパンでホームページという言葉の誤用がなくなります。

なぜマスコミかというと、一般の人や年配の方にはテレビや新聞などのマスコミからの情報が一番届きやすいからです。

いかがでしょう?
どうもサイトのこと「ホームページ」と言うと歯がゆくて、気持ち悪くてたまりません。
そんな感じに同意していただける方はシェアしてくれるとうれしいです。

その昔、特殊浴場のことを「トルコ風呂」と呼ばれておりました。
数十年前に来日したトルコの青年が、
「日本のトルコ風呂は本当のトルコ風呂と違う!名称を変えてくれ!」
と声を上げました。
それから「トルコ風呂」という名称は一気に「ソープランド」という名称になりました。
これを書いていてそんな昔のことを思い出しましたね。

では。

-よもやま話

Copyright© REBOOT , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.