突然ですが、犬を飼おうと思います。
猫も好きですが、やっぱり犬が好きです。
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犬との思い出
ワタシが小学二年生のころだったでしょうか。
ある日、白い迷い犬が自宅の車の下に住みつきました。
そのころのワタシは犬が怖くて仕方がありませんでした。
ワタシが家から出るとすぐに噛み付きそうな顔でこっちへやってきます。
ワタシが学校へ行こうとすると付いてきます。
こんな小さな犬でも、犬が怖いワタシには恐怖でしかありません。
小学校までついてきて校庭や校舎の中を走り回ったりして。
次第にワタシも犬に慣れてきて一緒にあそび、かわいいと思うようになりました。
しばらくそんな状態が続いたある日、目にケガをして帰ってきたのです。
それを見た母親が不憫に思って、この子はウチで飼うと宣言し晴れて私たちの家族となったのでした。
名前はシバとしました。
「シバ」と呼んでみたら振り返ったので決まりました。
年齢は恐らく1歳前後だと思われます。
この頃はまだ、迷い犬というか飼われてても脱走したり放された犬がウロウロしていたりして、糞もさせっぱなしだし外飼いが普通の時代でした。
シバ子供を産む
シバは雌でした。
いつの間にか妊娠し、車の下で3匹の子犬を産みました。
最初の子を産んだ時は、びっくりしたのでしょう、「キャン」と小さく鳴いて出産しました。
初めて見た生まれたての子どもはモグラみたいでびっくりしました。
すこしだけ犬らしく可愛くなってきたころ、3匹の子犬は次々と亡くなってしまいました。
子犬に寄生虫がいたためです。
ワタシは悲しくて悲しくて人生ではじめて(小学生ですけど)悲しくて泣きました。
近くの河原に穴を掘り3匹を埋めてあげました。
しかしワタシの悲しみは止まりません。
もしかしたら生き返ってるんじゃないかと河原を掘り返しにも行きました。
結局、掘り返しても場所が違ったのか何も出てきませんでしたが。
必死に小学生が考えた悲しみへの抵抗でした。
シバ子供を産む2
1年くらいたったころでしょうか、またシバが妊娠しました。
当時は夜になると犬を放す家も多く(発情期になるとオスはうるさいので)そんな犬が夜な夜なウチのシバをたぶらかしたのでしょう。
こんどは5匹の子犬を産みました。
早速、獣医に相談し時期を見て虫下しをシバと子犬に飲ませました。
すると子犬の糞には白い線状の寄生虫が。
親は子ども糞を食べるので、人間が阻止しないといけません。
そのかいもあって5匹はすくすく成長しました。
成長した5匹はなんとか引き取り手がきまり、それぞれ引き取られていきました。
5匹もいた子犬が居なくなると、さすがに寂しくなります。
シバ短い生涯を終える
それから数年後、シバは病気にかかります。
当時、聞いていたのは伝染病だということだけ。
全身が痛いらしく、撫でようとすると牙をむいて阻止しようとします。
あの優しいシバがそうなるのは余程痛かったのだと思います。
もちろん、牙をむくだけで噛まれはしませんでした。
その病気には有効な治療が無いようで見守ることしかできません。
そして、シバは短い生涯を終えたのでした。
当時のペット事情
今から約40年前の飼い犬事情は今では想像できないくらい違いますね。
血統書付きの犬はほとんどいませんでしたし、室内飼いの犬は「座敷犬」なんて言ってました。w
ワタシが犬を飼うにあたって決めていること
犬は購入しない
はい、犬は購入しないと決めています。
ペットショップやブリーダーからお金を払って買うことはやめようと決めています。
そのかわり、飼い主のいない保護された犬から家族になる子を決めようと妻と相談しています。
できれば中・大型犬
小型犬は保護された犬も多いのですが、引き取り手もまた多いのです。
住宅事情さえ許すのなら、引き取り手の少ない中型・大型犬を引き取ろうと思っています。
ただ、都内の賃貸物件ではペット可物件でもそのほとんどが小型犬のみなので物件選びは大変です。
室内で飼育
私たちの住んでいる都内ではほとんどの飼い犬が室内飼育です。
外飼いは現実的ではありません。
ペット可物件探しの旅へ
というわけで、中型犬以上を飼育可能な賃貸物件を探す、長い旅へと出発します。
この本、ワタシイチオシのKindle Unlimitedで読めます。
犬好き、いえ犬好きじゃない方も是非。